Sulci
Sulci
"POINT of BRAND"
フィリピンの女性たち/編み子さんたちの未来へ
「一本のかぎ針でフィリピンの女性たちの未来を切り拓く!」をモットーに、モノづくりを通じて貧困などの社会的課題に取り組まれているバッグブランドです。
フェアトレードの指針に基づき、編み子さん達へ公正な対価を支払うことにより、子供たちの教育や家畜の購入、家の増改築など、彼女たちの暮らしを支えています。
生活が向上していく喜び、自分たちの仕事が認められた自信と誇りがやりがいを生み、より質の高い商品づくりに繋がり、受け継がれていきます。
土に還るラフィア
安価品が求められ大量生産、大量廃棄が繰り返される現代において、限りある資源の中で生きる私たちは、今までのライフスタイルの真価を問われています。
スルシィで使用しているラフィアは、天然のラフィア椰子の繊維を糸状にしたもので、環境にもやさしく、最後には土に還る素材です。
このラフィアはフィリピン内に自生しており、スルシィは、糸の調達からバッグの仕上げまで一貫した生産体制をとり、「だれが、どこで、どのようにして」作られたのか、 その製品の生い立ちを知ることができるモノづくりをしています。
一つひとつ愛情と手間暇をかけて制作したバッグは、使えば使うほど飴色になり味が出てきたりと、末長くお使いいただけるものと自負しております。
未来への改革
①刑務所内でのバッグ制作/社会復帰支援
2015年より、フィリピンの刑務所から出所後に女性たちがスルシィで働くことが出来るように、 編み物の技術支援を行っています。
②子供たちの就職支援
現地地域の中学校と高校の授業に「編み物」を取り入れてもらえるよう取り組んでおります。生徒の就職先の受け皿としてや、編み子さん(生産者)たちの指導者としてのやりがいを創出するWin-Winな取り込みを行う予定です。
③図書館建設計画
【1 Hook × 1 Book for 1 library】(1本の「かぎ針」から1冊の「本を」!)プロジェクト と題し、ラフィアブローチの売上の半分を工房併設の小さな図書館の建設資金として、 スルシィファンド(Sulci Fund スルシィ基金)にプールされています。 また、編み子さんたちに支払う工賃の一部をスルシィファンドとして、創業以来積み立てられています。 この基金は編み子さんの医療費や子供たちの学資金にあてられる他に、同図書館建設資金としても活用予定です。