CORAIL°
CORAIL°
原料~生産まで自社管理の徹底したこだわり
フランス・マルセイユで2019年に設立されたエシカル・ファッションブランド「CORAIL°(コライユ)」。
同ブランドは、海洋ゴミ(ペットボトル・漁網)を自ら回収し、自ら開発した技術で、独自に素材を生産。
原料の調達から製造の最終工程まで自ら管理するトレイサビリティーを実践するブランドです。
地元マルセイユの漁師と協力し、ペットボトルや漁網などの「海洋廃棄物」を回収し、それら廃棄物から糸や素材を開発/製造しスニーカーを生産します。
リサイクル素材を外部から購入して生産するブランドがほとんどの中、上記のように開発~生産までを自ら管理する稀有であり、徹底的にこだわりを持っています。
グリーンウォッシュとしない企業の想いが見えてきます。
中枢を担うCORAIL°LAB
自社のCORAIL°LABは、海洋ゴミのリサイクルや回収の中枢となる場所です。
海上やビーチなどで回収された海洋ゴミが、ここで粉砕され独自の機械や製法にて、原料やオリジナルのSEADUST®(アウトソール)などを製造し自社でアップサイクルをしています。
また、海洋ゴミの流れを追跡できるように構成されており、まず使用用途に応じて保管および分別されます。無色透明のボトルは布の製造に使用され、色付きのボトル、キャップ、およびラベルは分離され、靴底の製造等に使用されます。その後、各段階で粉砕された原料はポルトガルに送られ、CORAIL°のスニーカーに再統合されます。
製品のリサイクル含有率を検証、環境配慮の社会的責任を果たした上での生産を証明するGRS(Global Recycle Standard)認証※を取得済み。加えてPETAへの加盟や100%VEGAN仕様です。
地元の協力サポーター
同ブランドは地元マルセイユの協力なサポーターがいます。それは地元漁師の方々と海や海岸を保護するボランティア団体などです。
漁師の方々も気候変動や海洋汚染等による漁への悪影響が出ている事を考えさせられ、CORAIL°とともに海洋浄化への支援を行っております。
CORAIL°は、漁師たちと協力し不漁等自然災害の被害を受けた時などのために補完的収入としても彼らを支えています。